高橋 世界王者チャンに圧勝「自信を取り戻せたシーズン」

[ 2012年4月21日 06:00 ]

フリーでも会心の演技を披露し自己ベストをマークした高橋はガッツポーズ

フィギュアスケート 世界国別対抗戦第2日・男子フリー

(4月20日 東京・国立代々木競技場)
 男子フリーで高橋大輔(26=関大大学院)が自己ベストの182・72点をマークした。世界最高だったSPの94・00を合計した276・72点も自己ベストで、世界選手権連覇中のパトリック・チャン(21=カナダ)を抑えて1位。世界選手権銅メダルの高橋成美(20=木下ク)、マービン・トラン(21=カナダ)組は、ペアSPで首位と好発進した。順位をポイント化して争う団体戦で、日本は暫定首位をキープした。

 絶対王者をついに撃破した。日本のエース・高橋が、合計276・72点で男子1位。今季4戦4敗だった世界選手権金メダリストのチャンに圧勝し「凄く気持ちよく滑れた。楽しく終われたのがうれしいし、チームに貢献できて良かった」と充実の汗を拭った。

 完璧な4分30秒だった。SPに続いて冒頭に4回転トーループに成功。フリー使用曲のブルースは日本人が表現するのは難しいが、演技点の「音楽の解釈」の項目では驚異的な9・50点をマークした。「ブルースはその場の雰囲気で変化していくもの。きょうはすがすがしい気持ちで終われた」。自慢の表現力で観衆を魅了した。

 前日(19日)のSPは世界最高得点、フリーとの合計は自己ベストだ。右膝をケガする前の08年四大陸選手権でマークしたスコアを更新したことが、進化の証だ。「自信を取り戻せたシーズンだった。自分を信じる気持ちを取り戻せた」。14年ソチ五輪に向け、最高のパフォーマンスで今季を終了。21日は日本の主将として、ペアと女子の応援に全力を尽くす。

 ▽今大会のルール 参加は6カ国で各国シングルに男女2人ずつ、ペアとアイスダンスに1組ずつが出場。シングルは1位12点から12位1点、ペアとアイスダンスは1位12点から6位7点までのポイントに換算し、全種目のポイントの合計で優勝を争う。

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