錦織 逆転で4回戦進出!全豪の日本男子80年ぶりの快挙

[ 2012年1月21日 16:50 ]

全豪オープン男子シングルス3回戦、力強くガッツポーズをする第24シードの錦織圭

 テニスの全豪オープン第6日は21日、メルボルンで行われ、男子シングルス2回戦で第24シードの錦織圭(フリー)は3回戦で世界ランキング39位のジュリアン・ベネトー(フランス)と対戦し、4―6、7―6、7―6、6―3で勝ち、4回戦進出。全豪で初の16強入りを決めた。

 2年連続で3回戦に進出した錦織は、第1セットの序盤はリードしたが、ベネトーが4―4でブレイクバックすると、その後連取され逆転で4―6で先取された。

 しかし、第2セットと第3セットと共に苦しい展開ながらタイブレークで7―6で取ると、第4セットは調子を取り戻し6―3で決め4回戦進出を決めた。

 1大会3勝は全豪の日本男子では、80年ぶりの快挙。また4回戦進出は08年全米以来4大大会自身2度目となった。錦織は「この試合に勝てたことが嬉しいです。序盤から相手のペースで、相手が攻めてきたので、なんとか自分のペースに持っていった」と喜びのコメント。

 4回戦は、大会前のクーヨン・クラシックで逆転勝利した第6シードのJW・ツォンガと対戦する。「JW・ツォンガは以前にもやっていて、相手のことは少しはわかるので、次の試合に備えます」と次戦への気持ちを高めていた。

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