「名跡の保有」が功労 放駒理事長が書面で説明

[ 2011年12月27日 19:20 ]

 日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は27日、年寄名跡(親方株)と引き換えに協会が親方に功労金を支給する案について「さまざまな声もあるかと推測される」と前置きした上で「年寄名跡の保有、そのこと自体を公益財団法人化への絶大な功労だと考えている」と書面で説明した。

 これまで「特別功労金」は定年退職した親方や引退した横綱、大関に支給されてきた。今後、各年寄に支払われる金額は未定だが「可能な限りの特別功労金を支払うことで名跡を協会帰属とし、今後さらなる具体的な制度設計を行う」としている。

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2011年12月27日のニュース