陸連と協議も…信念貫く川内「東京で2時間7分台出す」

[ 2011年12月5日 10:30 ]

福岡国際マラソンから一夜明け、報道陣の取材に応じる日本人トップの3位に入った川内優輝

 来年のロンドン五輪代表選考会を兼ねた福岡国際マラソンで日本人トップの3位に入った川内優輝(埼玉県庁)がレースから一夜明けた5日、福岡市内で報道陣の取材に応じ、出場を表明している来年2月の東京マラソンに向け「2時間7分台を出してロンドンを決めたい」と目標を語った。

 前夜は「体中が筋肉痛で眠れなかった」と苦笑いし、早朝から約1時間のジョギングで体をほぐした。4日のレース後に日本陸連と選考会の考え方を協議したそうだが、失敗のリスクも覚悟で東京に挑戦する信念は変わらず「世界と戦えるタイムを出して代表に選ばれたい」と意気込んだ。

 今後は18日の防府読売マラソンに出場予定。公務員ランナーの星はレース翌日のこの日、有給で休みを取り「明日から本業に戻ります」と言って笑わせた。

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2011年12月5日のニュース