広瀬「挑戦する気持ちで」　全日本バドミントン会見

　バドミントンの全日本総合選手権（６～１１日・東京・代々木第二体育館）に出場する有力選手が５日、東京都内で記者会見し、女子シングルスで４年連続６度目の優勝を狙う広瀬栄理子（パナソニック）は「４連覇は目標だが、一戦一戦勝たないと優勝はない。挑戦する気持ちで頑張りたい」と意気込んだ。

　男子ダブルスの平田典靖、橋本博且組（トナミ運輸）は３連覇を目指す。平田は「周りのレベルも上がっているが、その中でも優勝したい」と力を込めた。

　世界ジュニア選手権（１０～１１月・台湾）男子シングルスで銅メダルの桃田賢斗（福島・富岡高）も同席。東日本大震災の影響で練習拠点を転々としただけに「福島の人の力でバドミントンができている。恩返しするには勝たないといけない」と話した。