インスリン使用、暴行疑惑…週刊誌が2週連続で報道

[ 2011年11月8日 08:45 ]

鳴戸親方 死去

 ◇騒動経緯◇

 ▼10月27日 週刊新潮が鳴戸親方の指示で十両・隆の山がインスリンを使用していた疑いがあること、鳴戸親方が角材で弟子を殴打したり、若の里の頭をスコップで叩いたと報じた。相撲協会は鳴戸親方と隆の山を国技館に呼んで事情聴取し、継続調査することを決定。

 ▼10月31日 大関獲りの関脇・稀勢の里と鳴戸親方が福岡市内の宿舎で九州場所の番付発表会見に臨んだ。会場では取材者を一人一人確認する厳戒態勢のなか、鳴戸親方は「記事に関しては相撲協会に報告しています。私からの報告は控えさせていただきます」と部屋関係者を通じてコメントを出し、否定も肯定もしなかった。

 ▼11月1日 2日発売の週刊新潮が、鳴戸親方が暴行する際に弟子の関脇・稀勢の里に「押さえろ」と指示し、暴行の補助をさせていたなどとの続報を出した。同日夜、放駒理事長は今後も継続して鳴戸親方を調査することを明言。

 ▼11月4日 二所ノ関広報部長(元関脇・金剛)が「近日中に稀勢の里を呼んで話を聞く」と明らかにした。

 ▼11月6日 二所ノ関広報部長が「場所前にケジメをつける。(11日の)取組編成までに臨時理事会を開く」と明言した。既に相撲協会が鳴戸親方、稀勢の里らから複数回の事情聴取を実施したことも判明した。

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2011年11月8日のニュース