同期の間垣親方、涙こらえ切れず「早く起きろ」

[ 2011年11月8日 06:00 ]

会場に向かう間垣親方

鳴戸親方 死去

 鳴戸親方の急死に二子山部屋の同期の間垣親方(元横綱・2代目若乃花)は“お別れの会”で涙をこらえ切れなかった。

 「とにかく根性があった。よく稽古して努力して根性があった」。同じ津軽出身で、スカウトにきた師匠に連れられ2人で青森から夜行列車に乗ったが、逃げ出さないように師匠が寝ないで見張っていたのは有名な話。その当時を振り返りながら「(遺体の)顔を見て“おまえ何してんだ。早く起きろ。寝ている場合じゃないだろう”と言った。これからいい思いするところだったのに」と故人をしのんだ。

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2011年11月8日のニュース