室田 首位タイ!悲願Vも「あしたはもっと悪い」と諦め?

[ 2011年10月30日 06:00 ]

 日本シニアオープン選手権第3日は29日、広島県広島CC八本松(6873ヤード、パー72)で第3ラウンドを行い、単独トップから出て72で回った室田淳と、70とスコアを伸ばしたルアンキット・ブーンチュ(タイ)が通算6アンダーの210で首位に並んだ。1打差の3位が芹沢信雄で、さらに3打差の4位に真板潔がつけた。中嶋常幸はパープレーで通算1オーバーの7位。青木功は70をマークし、5オーバーで38位から18位へ順位を上げた。

 初優勝を狙う室田は首位を守ったものの、ティーショットがほとんどフェアウエーにいかないなど我慢のゴルフ。「どうしてもインパクトが合わなくなっている。(修正には)もう少し時間がかかる」と悩ましげに話した。この大会は一昨年まで4年連続2位で、昨年が4位に終わっている。悲願のタイトル獲得の好機が訪れても「あしたはもっと悪い。僕の芽はなくなりました」と自嘲気味だった。

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2011年10月30日のニュース