3冠の小平「世界で戦えそうな自信は少しある」

[ 2011年10月30日 19:43 ]

スピードスケートの全日本距離別選手権最終日

(10月30日 長野市エムウエーブ)
 小平奈緒(相沢病院)は女子1000メートルで、前日の1500メートルに続いて同走した期待の17歳、高木を2秒近く引き離した。2位の辻にも1秒以上の大差。1000メートルの圧勝で女子3種目制覇を果たした小平の感想は「体力がついた。3種目を滑り切れるか、不安はあったんで」とあっさりしたものだった。

 勝って滑りの内容を反省するのは前日と同じだった。自身の国内最高記録更新にも「ラスト1周のラップタイムが(30秒台に)落ちた。速い選手は29秒台で回ってくる」。2季後のソチ冬季五輪を見据えて今季から使う新しいスケート靴はまだなじんでおらずこの日の滑りに満足はしなかったが「世界で戦えそうな自信は少しある」と言った。今季、狙うのはW杯初優勝だ。

 ▽高木美帆の話 1000メートルはまずまずだった。ただ、600メートルのラップタイムが上がらないのが課題。小平さんは速い。

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2011年10月30日のニュース