NBA労使交渉また決裂 11月中の全試合中止に

[ 2011年10月30日 06:00 ]

 NBAの労使双方は28日、3日連続で交渉を行ったが、最大の懸案になっていた収入配分(BRI)の比率をめぐって合意には至らず、またしても決裂した。

 これを受けスターン・コミッショナーは11月中の全試合(計217試合)の中止を発表した。さらに「望みをつなごうとしたが実務的に問題がある」と発言。各チームのレギュラーシーズン全82試合の消化は絶望的になった。オーナー側はBRIに関して双方が50%、選手会は52・5%の取り分を主張。前日までにサラリーキャップ(年俸上限)などの項目については基本的に暫定合意に達していたと見られているが、BRIだけは溝が埋まらなかった。

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2011年10月30日のニュース