藍、納得の予選落ち「私の日じゃなかった」

[ 2011年7月31日 06:00 ]

14番、バーディーパットを外し、ひざを曲げて悔しがる宮里藍

全英リコー女子オープン第2日

(7月29日 英国カーヌスティ カーヌスティ・ゴルフリンクス=6490ヤード、パー72)
 宮里藍(26=サントリー)は通算3オーバーの76位で、カットラインに2打及ばず今季メジャーで2度目の予選落ちとなった。

 宮里は淡々とした表情の下に悔しさを隠した。「自分のゴルフをやれたし、それでスコアがついてこないならしようがない。きょうは私の日じゃなかった」。2打及ばず全英では19歳で初挑戦した04年以来、7年ぶりの予選落ち。メジャーでは27試合で7度目の屈辱だ。前週に優勝し、好調だっただけに「それが結果にならないのがゴルフの難しいところ」と自分に言い聞かせるように話した。
 
 第2日は上々の滑り出しだった。前半で3バーディーを奪い、予選通過も視界にとらえ、折り返した。しかし、11番から連続ボギー。13番ではもう少しでホールインワンというスーパーショットでバーディーを奪ったが、最後の18番でボギーを叩いて力尽きた。14番と17番のパー5で「バーディーを取れなかったのが予選落ちの原因」というが、それよりも5連続ボギースタートとなった第1日の出遅れが何よりも響いた。「きのうはコースマネジメントが良くなかった」。序盤からバンカーにつかまり後手後手になった。一つのミスが命取りのメジャーで挽回するのは難しかった。

 目標のメジャー制覇はお預け。それでも、最後は「難しいのは覚悟している。間違ったことはしていない。やり続ければ自分の順番が来る」と気持ちを切り替えて会場を後にした。

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2011年7月31日のニュース