宮古高チーム 男女で優勝 セーリングで被災県活躍

[ 2011年7月18日 17:54 ]

 28日に東北4県で開幕する全国高校総合体育大会への出場権を懸けたセーリングの東北大会最終日は18日、秋田県由利本荘市の本荘マリーナ沖で行われ、東日本大震災の津波で艇を失った岩手・宮古高のチームが男女とも優勝するなど被災県が活躍した。

 出場権を得た男子9位以内に宮古高、宮古商高、宮城・仙台二高から各2チーム、さらに福島・いわき海星高が入った。女子も同6位以内を宮城、岩手勢が占め、宮古高・佐藤早紀選手(17)は「周りのサポートに感謝し、落ち着いて後悔しないレースをしたい」と本番へ意気込んだ。

 高校総体のセーリングは8月17~20日まで今大会と同会場で行う。

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2011年7月18日のニュース