相撲協会、集客力強化プロジェクト発足へ

[ 2011年7月18日 06:00 ]

 日本相撲協会は17日、愛知県体育館で理事会を開き、集客力強化のためのプロジェクトチームを立ち上げる方針を固めた。

 数々の不祥事で不入りが続き、名古屋場所の8日間の入場者は前年より8400人も減少。02年九州場所以来の15日間大入りゼロの危機に直面している。吉野監事は「このままでは(協会の)資金がなくなるので、外の力も借りて立て直さないといけない」と話した。

 また、八百長問題で4人減となっていた幕内と十両の番付を秋場所から従来の定員70人(幕内42人、十両28人)で編成。技量審査場所で試験導入したマークシートを秋場所で正式に実施することも発表した。維持員ら観客1000人に配布し、十両以上を対象に見応えのある相撲を取り、票が集まった上位3力士を連日発表する。

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2011年7月18日のニュース