理事会 八百長問題最終報告書を承認

[ 2011年5月27日 06:00 ]

会見で報道陣の質問に答える放駒理事長、左は伊藤理事

 相撲協会は26日、東京・両国国技館で理事会を開き、特別調査委員会から提出された八百長問題に関する最終報告書を承認した。

 これにより放駒理事長が本場所再開の条件に挙げていた八百長問題の「調査、処分、再発防止策」が全てそろい、名古屋場所の正常開催への障害はなくなった。

 放駒理事長(元大関・魁傑)は「やるべきことはやった」と話し「通常の本場所に向けて最大限の努力をしている最中」と述べた。また村山弘義副理事長(元東京高検検事長)も「(理事の)意見は(名古屋場所開催で)一致している。きちっと前向きにやっていこうということになった」と話し、吉野準監事も「障害はないと思う」と見通しを語った。関係者によると放駒理事長は来週中にも監督官庁の文部科学省を訪れ、了承を得た上で正式に正常開催を決める。

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2011年5月27日のニュース