世界選手権メダル最上位者に五輪切符

[ 2011年5月27日 15:28 ]

 日本陸連は27日の理事会で2012年ロンドン五輪の代表選考基準を決め、マラソンは従来通りに今夏の世界選手権(大邱=韓国)でメダルを獲得した最上位選手を代表とすることになった。

 世界選手権以外の選考レースは男女各3大会を指定し、男子は12月の福岡国際、12年2月の東京、同3月のびわ湖毎日、女子は11月の横浜国際、12年1月の大阪国際、大会の大規模化に伴って名称を名古屋国際から変更した同3月の名古屋ウィメンズが対象。各大会の上位から、五輪本番で活躍が期待できる選手を理事会で選ぶ。

 マラソン以外の種目では、五輪参加標準記録A突破者で世界選手権8位入賞の日本人最上位を自動的に代表とする。トラック、フィールド種目はA標準突破者が来年の日本選手権(大阪)で優勝した場合も代表に決まる。この他は12年春の日本グランプリシリーズなどの成績も考慮して、理事会で選考する。

 競歩については独自の派遣標準記録を設け、日本選手権で20キロは男子が1時間20分29秒、女子が1時間29分59秒、男子50キロは3時間51分59秒以内で優勝すれば代表に決まる。

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2011年5月27日のニュース