「五輪につなげたい」福原 ロンドン見据え中国でレベルUP

[ 2011年5月27日 17:54 ]

 卓球女子で来年のロンドン五輪出場が決まった福原愛(ANA)は27日、昨季に続いて加入する中国スーパーリーグの広東省チームの入団式に出席し「世界一レベルの高いリーグでいろいろなものを吸収し、五輪につなげたい」と抱負を述べた。

 今月の世界選手権個人戦シングルスで中国選手に敗れ、五輪を見据えて同リーグでレベルアップを図ることが狙い。「中国選手も五輪を控えて一番強い時期。参戦できることはとてもうれしい」と話した。広東省には世界選手権シングルス4強の劉詩?(中国)も在籍する。

 福原は世界選手権の混合ダブルスで銅メダルを獲得。中国入り前に東日本大震災で被災した故郷の仙台市を訪れたことにも触れて「五輪でメダルを取れたら、もっと多くの人に喜んでもらえる。それを支えに頑張りたい」と決意を新たにした。

 各省の8チームによる同リーグは29日に開幕し、9月まで行われる。福原は2005年と06年にも参戦しており、今季で4度目となる。

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2011年5月27日のニュース