ジョーンズ通算10勝目「遼より一歩前に…」

[ 2011年5月2日 06:00 ]

最終日、I・J・ジャンとのプレーオフを制して今季初優勝を飾り、ガッツポーズするブレンダン・ジョーンズ

中日クラウンズ最終日 愛知・名古屋ゴルフ倶楽部和合コース=6545ヤード、パー70

(5月1日)
 プレーオフの1ホール目、ジョーンズは1・5メートルのバーディーパットを沈めて勝負を決めると、両腕を突き上げた。2打差の首位で出ながらスコアを伸ばせず、17番でジャンに並ばれたが粘り抜いた。

 歴代優勝者に同じオーストラリア出身のグレグ・ノーマンの名前もある大会を制し「そこに自分の名前が入るのがうれしい」と喜びをかみしめた。7月にはオーストラリアにいる妻が第2子を出産する予定。外国人選手では7人目のツアー通算10勝に到達し「石川君(9勝)より一歩前に出たよ」とガッツポーズで周囲を笑わせた。

 ▼2位I・J・ジャン 残念だった。雨も風もあって難しかった。なかなか集中できなくて…。(17番のバーディーで追いついたが、ツアー2勝目を逃し)

 ▼3位片山晋呉 感覚がやっとよみがえってきている。一昨年のマスターズでオフになったスイッチが完全に入った。これを待っていた。(最終日にボギーなしの66)

 ▼6位池田勇太 天候が悪くてコースに対応できなかった。でも、よく耐えた。日本プロへ兆しは見えた。(前半のパー3で2ボギーを叩き、波に乗れず)

 ▼7位薗田峻輔 パーを拾うのが精いっぱいだった。やっぱり難しいですね。(スコアを伸ばせず)

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2011年5月2日のニュース