遼、新スイング手応え!「これ以上ない」3差発進

[ 2011年4月29日 06:00 ]

17番、バーディーパットを沈め、高々とパットを上げる石川遼

男子ゴルフツアー中日クラウンズ第1日

(4月28日 愛知県愛知郡東郷町・名古屋GC和合C=6545ヤード、パー70)
 3番パー4でダブルボギーを叩き、6、7番と連続ボギー。崩れそうな状況で踏みとどまった石川は「後半よくカムバックできた。悪い流れだったが、前の自分とは違うところを見せたかった」と胸を張った。首位と3打差。2連覇へ、まずまずのスタートを切った。

 スコアを落としても動揺はなかった。先週から取り組んでいるトップでヘッドの位置を低くする新スイングに手応えがあった。「スイングは凄く良かった。スコアを落とした原因はほとんど小技。そこは分けて考えた」。寄せでミスを重ねた3番や、3パットした6番のショックをすぐに断ち切った。

 「今の自分なら取り戻せる」という期待に自ら応えた。第1打を練習通りに打てたという13番パー3など、後半だけで4バーディー。最終日の「58」で大逆転した1年前とはまた違う地力を示し「これ以上ないスタート」と声を弾ませた。

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2011年4月29日のニュース