湯元兄弟が世界代表 グレコはV4の長谷川ら

[ 2011年4月29日 19:55 ]

 レスリングの世界選手権(9月・トルコ)代表選考会を兼ねた全日本選抜選手権第1日は29日、東京・代々木第二体育館で男女計12階級を行い、男子フリースタイル55キロ級は全日本選手権覇者の湯元進一(自衛隊)が初戦で敗れたが、初優勝した稲葉泰弘(警視庁)をプレーオフで下し、60キロ級を制した北京五輪銅メダルの兄、湯元健一(綜合警備保障)と兄弟で代表入りを決めた。

 男子グレコローマンスタイルは55キロ級で広州アジア大会王者の長谷川恒平(福一漁業)が4連覇。60キロ級は昨年の世界選手権2位の松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)が3連覇し、66キロ級で初優勝の岡本佑士(拓大ク)とともに代表入りした。

 世界選手権代表は昨年の全日本選手権と全日本選抜選手権の両大会で優勝すると決定。男子で優勝者が異なる場合はプレーオフで決めた。

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2011年4月29日のニュース