宮本陽輔 日本人初の15分突破!100平は北島が制す

[ 2011年4月9日 17:00 ]

男子1500メートル自由形を14分57秒56の日本新で優勝し喜ぶ宮本陽輔

 競泳の世界選手権(7月・上海)代表選考会は9日、浜松市総合水泳場で開幕し、男子1500メートル自由形で20歳の宮本陽輔(鹿屋体大)が14分57秒56の日本新記録で優勝し、日本人で初めて15分を突破した。

 男子の100メートル平泳ぎは北島康介(日本コカ・コーラ)が59秒44で制し、立石諒(NECグリーン)が1分0秒31で2位。100メートル背泳ぎは入江陵介(イトマンSS)が53秒10で勝ち、2009年世界選手権王者の古賀淳也(第一三共)は54秒39の2位だった。200メートルバタフライは松田丈志(コスモス薬品)が1分54秒12で優勝した。

 女子の200メートルバタフライは星奈津美(スウィン大教)が日本記録を塗り替える2分6秒05で、200メートル自由形は上田春佳(キッコーマン)が1分57秒37の日本新で制した。100メートル背泳ぎは寺川綾(ミズノ)が59秒17で快勝した。

 個人種目では宮本、北島、立石、入江、松田ら10選手が、日本水連の選考基準を満たし、世界選手権代表を決めた。

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