北島 若手を退け納得の泳ぎで世界選手権代表に

[ 2011年4月9日 20:57 ]

男子100メートル平泳ぎ決勝 59秒44で優勝した北島康介
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競泳の世界選手権代表選考会

(4月9日 浜松市総合水泳場)
 無冠に終わった昨年の日本選手権とは違った。今大会に照準を合わせてきた北島は、男子100メートル平泳ぎで59秒44で制し、自身も納得の泳ぎで2007年以来の世界選手権代表を決めた。「日本のレベルも高くなっている。合わせなきゃこの先がなくなっちゃったからね」。立石ら若手を退け、王者がほっと息をついた。

 「スピードには自信があった」との言葉通り、前半は滑らかに加速。自身が持つ日本記録を0秒02上回るペースで50メートルを折り返した。不安視していた最後の10メートルでさすがに疲れたが「4月のタイムとしては十分評価していい」とうなずいた。

 ▼立石諒の話 最低ラインはクリアできたが、うまく泳げなかった。スタートからおかしいなと感じた。ビデオを見てしっかり反省したい。

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2011年4月9日のニュース