伊東が日本勢最高8位「体が言うことをきかない」

[ 2011年2月13日 09:07 ]

W杯ジャンプ個人第22戦で8位になった伊東大貴

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは12日、ノルウェーのビケルスンで個人第22戦(HS225メートル、K点195メートル)を行い、1回目に自己最長の223・5メートルを飛んだ伊東大貴(雪印)が合計391・5点で8位に入った。

 栃本翔平(雪印)は17位、葛西紀明(土屋ホーム)は25位、竹内択(北野建設)は28位。湯本史寿(東京美装)は2回目に進めず、35位だった。

 グレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)とヨハンレメン・エベンセン(ノルウェー)が498・6点で同点優勝した。シュリーレンツァウアーは約1年ぶりの通算33勝目で、エベンセンはW杯初勝利。

 ▼伊東大貴の話 風の条件が2回目は厳しかった。一時期よりはいい調子だが、陸上練習不足で体が言うことをきかない。

 ▼栃本翔平の話 踏み切りはタイミングが良かった。でも向かい風がないと厳しい。

 ▼葛西紀明の話 いい風が当たらないね。大きいジャンプ台だから風の影響は大きい。ビデオを見ても内容はいい。公式練習も飛べているんだけど…。

 ▼竹内択の話 2回目はジャンプの内容が良くなかった。助走姿勢がかっちり決まっていない。

 ▼湯本史寿の話 いい条件だったと思うが、意気込んでしまう悪い癖が出た。踏み切りに問題があった。(共同)

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2011年2月13日のニュース