フェデラー敗れる…2連覇ならず

[ 2011年1月27日 21:34 ]

2連覇を逃し、記者会見に出席したフェデラー

 テニスの全豪オープン第11日は27日、メルボルン・パークで行われ、男子シングルスは第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に準決勝で6―7、5―7、4―6で敗れ、2連覇を逃した。

 プレー自体は悪くはないのにポイントにつながらない。16度の四大大会制覇を誇るフェデラーの顔は険しくなっていった。2連覇への挑戦は、準決勝で幕を下ろした。

 過去の対戦は13勝6敗と優位ながら、ジョコビッチは豊富な運動量と強烈なショットを併せ持つ難敵。普段なら決まるはずの強打を拾われ、より厳しいコースを狙うあまりに、片手打ちのバックのショットをミスする場面が目立った。長いラリーに持ち込まれると劣勢に回るのは否めなかった。

 3セットとも終盤まで競り合ったが、要所では粘りに勝る相手に軍配が上がる。第3セットの第8ゲームでブレークに成功しながらすぐにサービスゲームを落としストレート負け。試合後は足早にコートを後にした。(共同)

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2011年1月27日のニュース