スポーツ賭博でIOC会長 3月に政府関係者招き会議

[ 2011年1月27日 20:01 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は27日、スポーツを対象にした賭けに絡んだ八百長行為などを取り締まるため、各国政府関係者を招いた初の国際会議を3月1日に開催する計画を示した。スイスのローザンヌでのシンポジウムで明らかにした。

 サッカーやクリケットの試合結果などを当てる賭けが一般的な欧州では、犯罪組織が絡んだ選手や審判員の不正行為が大きな問題となっている。同会長は「不正で違法な賭けはドーピングと同じようにスポーツに対する大きな脅威だ。世界反ドーピング機関(WADA)を創設したときと同様に各国政府の協力を求めていく」と述べた。(共同)

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2011年1月27日のニュース