玉鷲 泥酔して右腕けが 相撲協会が厳重注意

[ 2011年1月27日 17:55 ]

 日本相撲協会は27日、モンゴル出身で幕内玉鷲(26)=片男波部屋=が初場所千秋楽の23日夜に泥酔し、東京都内の飲食店のガラスにもたれて割って、右腕に全治3週間のけがを負ったと発表した。

 二所ノ関広報部長(元関脇金剛)によると、トラブルが原因ではなく、店側と示談が成立した。ただ、軽率な行動で2月の花相撲を休むことになり、協会は師匠の片男波親方(元関脇玉春日)を通じて厳重注意した。放駒理事長(元大関魁傑)は「場所が終わった後の話なので、事情を聴く必要はない」と話した。

 部屋持ち親方が集まる27日の師匠会では、初場所中の14日朝に幕内黒海と臥牙丸(ともにグルジア出身)が起こした飲食店のガラスを割る騒動を受け、力士らの私生活の管理徹底が通達された。

 また理事会では、桐山部屋の親方や力士らの朝日山部屋などへの転属が承認された。これで相撲部屋の数は50に減った。

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2011年1月27日のニュース