“元世界記録保持者”原口さん、100歳で死去

[ 2011年1月11日 21:36 ]

 陸上男子100メートル95~99歳の部の元世界記録保持者で短距離選手の原口幸三(はらぐち・こうぞう)さんが11日午前4時50分、慢性呼吸不全のため宮崎市本郷北方4357の17の自宅で死去した。100歳。宮崎県出身。葬儀・告別式は13日午前11時から宮崎市郡司分丙9852の12、天国社ロイヤルシティーホール宮崎で。喪主は長男充司(みつし)氏。

 65歳から健康のためジョギングを始め、76歳で短距離走に。95歳だった2005年6月、宮崎市で開かれた「宮崎マスターズ陸上競技会」の100メートル95~99歳の部で、オーストラリア人の記録を破り22秒04の世界記録を樹立。同年8月には21秒69で自らの記録を塗り替えた。

 06年には、中高年の選手や団体をたたえる日本体協の第1回「日本スポーツグランプリ」を受賞した。

続きを表示

2011年1月11日のニュース