悪い流れも底力発揮 アイシン4年連続8度目V

[ 2011年1月11日 06:00 ]

延長戦の末にパナソニックを破り優勝し、喜ぶアイシン朝山(6)ら

 バスケットボール全日本総合選手権最終日は10日、東京・国立代々木競技場で行われ、男子決勝で、アイシンが延長戦の末に、パナソニックを81―74で下して、4年連続8度目の優勝を飾った。パナソニックの14年ぶりの優勝はならなかった。ベスト5には竹内公輔、桜木ジェイアール(以上アイシン)、木下博之、永山誠(以上パナソニック)、タイラー・スミス(日立)が選出された。

 アイシンは最大15点のリードを追いつかれたものの、延長戦では底力を見せつけた。延長の5分間だけで7得点した大黒柱の桜木は「タフなゲームで、チームは成長したと思う」と満足げ。4連覇は佐古、後藤、外山らを擁した02~05年に続いて2度目。38・3度の高熱でプレーした柏木、竹内公ら20代の選手を中心としたチームは準決勝の日立戦に続いて延長戦を制し、鈴木監督は「競り合いに強い昔のチームのようになってきた」と手応えを感じていた。

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2011年1月11日のニュース