3連覇狙う東芝「らしさ出す」 ラスト三洋は「恩返しV」

[ 2011年1月11日 18:40 ]

 ラグビーのトップリーグのプレーオフに進出した上位4チームの監督が11日、東京都内で記者会見し、3連覇を目指す1位通過の東芝の瀬川智広監督は「連覇は意識せず、ひたむきな東芝らしさを出したい」と静かな口調で闘志を燃やした。

 4月からパナソニックの完全子会社となる三洋電機の飯島均監督は最終節で2位通過となって「三洋のチーム名は今季が最後になる可能性が高い。今までの恩返しに優勝したい」と意気込んだ。

 オーストラリア代表を率いた実績を持つサントリーのエディ・ジョーンズ監督は「大一番に秘策はない。シンプルに長所を出すチームが勝つ」と分析し、トヨタ自動車の朽木泰博監督は「険しい道のりだが、(三洋と当たる)初戦にすべてを懸ける」と決意を述べた。

 プレーオフの1回戦は22日に東芝―サントリー、23日に三洋電機―トヨタ自動車、決勝は30日にいずれも東京・秩父宮ラグビー場で行われる。

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2011年1月11日のニュース