国内開幕戦 長野五輪金の船木が6季ぶり優勝

[ 2010年12月19日 06:00 ]

男子で優勝した船木和喜のジャンプ

 ノルディックスキー・ジャンプ名寄ピヤシリ大会の国内開幕戦が18日、北海道名寄市ピヤシリシャンツェ(HS100メートル、K点90メートル)で行われた。

 男子は長野冬季五輪ラージヒル金メダルの船木和喜(フィット)が2回目に最長不倒の96・5メートルを飛び、合計245・5点で初優勝した。2位は2・5点差で渡瀬雄太(雪印)。35歳の船木が冬の大会で優勝するのは05年2月のW杯札幌大会以来6季ぶり。バンクーバー冬季五輪代表で40歳の岡部孝信(雪印)は88・5メートル、91メートルで17位に沈んだ。女子は渡瀬あゆみ(神戸クリニック)が合計230・5点で勝った。
 ◆石田は20位 ノルディックスキーのW杯距離は18日、フランスのラクルーサで女子15キロフリーを行い、女子は石田正子(JR北海道)が45分32秒7で20位だった。小林由貴(岐阜日野自動車)が28位で、柏原理子(早大)が37位。マリット・ビョルゲン(ノルウェー)が42分29秒6で今季5勝目、通算42勝目を挙げた。
 ◆日本勢は予選落ち フリースタイルスキーのW杯は18日、イタリアのサンカンディドでスキークロスの開幕戦を行い、男子はパトリック・ガサー(スイス)が初優勝し、女子はアンナ・ホルムルンド(スウェーデン)が通算5勝目を挙げた。日本勢は予選を通過できず、男子の河野健児(パートナーエージェント)は33位、女子の福島のり子(ICI石井スポーツク)は26位で、梅原玲奈(クラブワン)は途中棄権した。

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2010年12月19日のニュース