強さ見せつけた関西王者…天理101点大勝

[ 2010年12月19日 18:35 ]

天理大―大東大 大東大に大勝し喜ぶ天理大の選手ら

 【天理大101―0大東大】35季ぶりに関西リーグを制した強さを存分に発揮した。関西王者の天理大が101点を挙げて大勝。小松監督は「関西リーグでいい戦いをしてくれた。すごくたくましくなっている」と目を細めた。

 バックスを中心に流れるようなパスワークが光った。抜群の突破力を持つCTBハベア、バイフが相手防御を切り裂く。開始早々の前半2分にバイフのトライで先制すると勢いは止まらない。大量14トライの猛攻。フッカーの立川直主将は「バックス中心の展開ラグビーはできたと思う」と満足そうに話した。
 大学選手権で関西勢が100点以上を挙げて勝ったのは、1999年度の第36回大会1回戦で、同大が日体大を107―0で下して以来。最近の関西勢は関東勢に歯が立たないケースが多かった。初戦を最高の形で制して、期待は嫌でも高まる。
 準々決勝では優勝候補筆頭の東海大に挑む。前回大会では準々決勝で12―53で完敗している。指揮官は「ことしは打倒関東で来ている。挑戦する気持ちで戦いたい」と対戦を心待ちにしている。

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