鈴木　ＧＰ初優勝飾った幸運の場所で“再現”を

　【フィギュアＧＰファイナル】完成度が生命線の鈴木はジャンプを確実に決め「いま自分ができることはほぼできたんじゃないかと思う」。だが６０点台を出した上位３人には及ばず、４位発進となった。

　昨季は初の五輪で８位入賞。今季もＧＰ２戦でともに２位となり「充実しているし、いい意味で欲も出てきた」という。
　今大会は日本勢で最年長の２５歳。「１０代のように、寝て起きれば疲れが取れているというわけじゃない」と苦笑いするが、北京は昨季ＧＰ初優勝を飾った「幸運の場所」。歓喜の再現へ「フリーを重点的に練習してきたので、また気持ちを切り替えて臨みたい」と話した。