宮里藍、世界ランク2位&賞金ランク3位に

[ 2010年7月27日 06:00 ]

パッティンググリーンで父・優さん(左)と言葉をかわす宮里藍

 女子ゴルフの宮里藍(25=サントリー)が世界ランク、米女子ツアー賞金ランクともに1位から陥落した。

 エビアン・マスターズ(フランス・エビアンマスターズGC)最終日はノーボギーの68で回り通算5アンダーの19位。全英リコー女子オープン(29日開幕、英国ロイヤルバークデール)へ手応えをつかんだものの、賞金ランクは3位、世界ランクは2位に後退。今季米ツアー初優勝した申ジエ(22=韓国)に2つともトップの座を明け渡した。
 全英女子オープンは今季メジャー最終戦で、世界ランクやプレーヤー・オブ・ザ・イヤーの配分ポイントなども大きい。宮里は英国でコーチの父・優氏と合流し、メンタルコーチのピア・ニールソン氏、リン・マリオット氏とも約3カ月ぶりに再会。早速、練習ラウンドを行い「今は父に技術的なことを聞くよりも、ピアとリンと話をして頭の中を整理した方がいい」と話した。

 ≪申ジエがWトップ≫申ジエが世界ランクと賞金ランクでトップに立った。通算13アンダーで4人が並んで迎えた18番で2・5メートルのパットを沈めてバーディーフィニッシュ。同組のプレッセルがバーディーパットを外し、今季米ツアー初優勝を決めた。6月上旬に虫垂炎の手術を受け約2週間静養したが、世界1位の座を奪回。「手術を受けたのがいい休養になった。今はゴルフを楽しめてるし、調子も凄くいい」と2年ぶりの全英制覇に向けても自信をのぞかせた。

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2010年7月27日のニュース