女子ゴルフプロテスト　佐野、藤崎が首位

　日本女子プロゴルフ協会（ＬＰＧＡ）プロテスト第１日は２７日、千葉県市原市のキングフィールズＧＣ（６５４６ヤード、パー７２）に１１２選手が参加して行われ、８回目受験の佐野真由美と初挑戦の藤崎莉歩が３アンダーの６９で首位に並んだ。

　６月の日本女子アマチュア選手権優勝の酒井美紀は、井芹美保子らとともに１打差の３位。今季からツアー参戦し、優勝争いも経験している綾田紘子は３オーバーの３４位と出遅れた。
　プロテストは３日間５４ホールで争われ、上位２０位タイまでが合格。トップ合格の選手は８月末のニトリ・レディースからのツアー競技１１試合の出場権が与えられる。

　≪トップ合格も狙える≫６月の日本女子アマ覇者の酒井が１打差の３位と好発進を見せた。
　「ショットもパットもいい感じ」と危なげないゴルフで１４番までに３バーディー。１８番では６メートルから３パットした唯一のボギーを「もったいない」と悔やんだが「全体としてはまずまず」と内容には満足げだ。
　多くの選手が「緊張」を口にするプロテストも「普段通りにできた」。「意識しない」と言うトップ合格も十分に狙える位置だ。