多数の十両昇進間違いなし 異例の大相撲番付編成会議

[ 2010年7月27日 16:30 ]

 日本相撲協会は28日午前に愛知県体育館で、大相撲秋場所(9月12日初日・両国国技館)の番付編成会議を開く。同協会の規則に基づき、28日に発表するのは十両昇進力士のみ。名古屋場所は野球賭博関与で十両4人が謹慎。いずれも全休扱いで大幅に降下する方向で、通常より多くの十両昇進力士が生まれるのは必至だ。

 大関琴光喜の解雇で関取の枠が一つ空いたことや、下位で数人が負け越したことも影響し、6~9人の十両昇進が予想される。従来の十両昇進の最多は1949年夏場所の9人。6人が謹慎した幕内も大幅な入れ替えが見込まれるが、幕内昇進力士は8月30日の新番付発表で明かされる。
 27日は東京・両国国技館で秋場所開催を祝して御免祝いが開かれた。村山弘義理事長代行は「秋場所は幕内優勝力士が笑って天皇賜杯を抱けるような場所にしたい」とあいさつした。

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