秋は13度目のかど番 魁皇が休場「ほとんど使えない状態」

[ 2010年7月21日 11:50 ]

左肩の診察の後、報道陣の質問に答える大関魁皇

 大相撲の西大関魁皇(37)=本名古賀博之、福岡県出身、友綱部屋=が左肩を痛め、名古屋場所11日目の21日から休場した。10日目の琴欧洲戦で敗れた際に痛めた。魁皇は10日目まで6勝4敗で、このまま休んで負け越せば、9月の秋場所は通算13度目のかど番となり、進退がかかる。

 11日目の対戦相手、日馬富士は不戦勝。魁皇の休場は2008年九州場所以来、19度目。魁皇は「ほとんど使えない状態でやっても、まともな相撲を取れなくて駄目だろうし、見に来てくれた人に失礼になる」と話し、来場所について「ここまできたら、とにかくあきらめないで出るしかない」と悲壮な決意を語った。

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2010年7月21日のニュース