265キロ山本山 ひざ負傷で救急隊員駆けつける騒ぎに

[ 2010年7月21日 20:16 ]

左ひざを負傷し、力士用の車いすに乗せられ救急車に運ばれる日本人力士史上最重量の山本山

 大相撲の東十両10枚目、山本山(尾上部屋)が名古屋場所11日目の21日、佐田の海に浴びせ倒された際に左ひざを負傷した。日本人力士史上最重量の265キロの巨漢を病院へ搬送するため、救急車や消防車、12人もの救急隊員らが駆け付ける騒ぎになった。

 当初はストレッチャーに乗せる予定だったが大きさ、強度とも足りずに断念。資材などを運ぶ輸送車での搬送も検討されたが、最終的には力士用の車いすで救急車まで運び、元力士の若者頭らの力で山本山を救急車に乗せることに成功した。
 師匠の尾上親方(元小結浜ノ嶋)は「骨には異常がないようだが、一晩様子を見てからまた検査する。(出場の可否は)どちらとも言えない」と話した。

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2010年7月21日のニュース