貴田 初挑戦で女子10キロV!

[ 2010年7月19日 06:00 ]

男女の10キロで優勝した貴田裕美(右)と秋元洸輔

 オープンウオータースイミングのジャパン・オープンは18日、千葉県館山市北条海岸沖で競泳長距離の国内トップ選手が初めて本格的に参加して行われ、女子10キロは8月のパンパシフィック選手権(米アーバイン)代表の貴田裕美(25=ALSOK群馬)が2時間16分45秒で初優勝した。男子10キロは日大1年の秋元洸輔が2時間12分58秒で初制覇した。

 競泳で01、05年の世界選手権にも出場している貴田は初挑戦の10キロのレースを制し「波が高くて難しかったが、イメージがつかめた。今後も積極的に競技に取り組みたい」と意欲を高めた。オープンウオーターは08年北京五輪から採用されており、日本水連は12年ロンドン五輪へ向けて今後、積極的に強化をしていく方針。日本水連の鈴木大地普及担当理事は「レベルが上がってきたことを感じさせた。転換点だと思う」と語った。

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2010年7月19日のニュース