白鵬ヒヤリも40連勝!14度目ストレート給金

[ 2010年7月19日 06:00 ]

白鵬(上)は、上手投げで時天空を破る

 【大相撲名古屋場所8日目】白鵬がヒヤリとする相撲で時天空を下し、節目となる40連勝を飾った。

 土俵際で投げの打ち合いとなり、相手の左手がわずかに早く土俵につく際どい展開にも、「まあ、でも(左手がつくのが)分かってたんでね」とさらり。史上5位タイとなる14度目のストレート給金にも、「今までだったらホッとする気持ちはあるけど、今場所は千秋楽までやり遂げるというのがある」と角界の屋台骨としての自覚をのぞかせた。

 ≪魁皇“年長対決”制す≫幕内最年長の37歳の魁皇が、右上手を取って2位の35歳旭天鵬を寄り切り。それでも「たまたま上手がひっかかったから良かった。まわしを取れていなかったらダメだったかも」とさえない表情。「向こうは体に張りがあるけど、こっちは今から強くなるとかないと思うし、いかに維持するか。厳しいことは厳しい」と淡々。ただ今場所最多13本の懸賞がかかったことを知らされると「たくさんうれしい」とようやく笑顔を見せた。

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2010年7月19日のニュース