室伏再繰り上げも…ドーピング違反再検査を検討

[ 2010年6月18日 06:00 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ副会長は17日、北京五輪陸上男子ハンマー投げのドーピング違反が覆った2位のワジム・デビャトフスキーと3位のイワン・チホン(ベラルーシ)に対し、保管する予備検体を使って再検査を検討していることを明らかにした。

 これにより、5位の室伏広治(ミズノ)の繰り上がり銅メダルの可能性が再び浮上してきた。2人は北京五輪でのドーピング検査で筋肉増強効果のあるテストステロンが検出されたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は分析の手順に不備があったとして、失格とメダルはく奪の処分を覆す裁定を下した。

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2010年6月18日のニュース