大鵬、双葉山が創設した部屋が閉鎖の危機

[ 2010年6月18日 21:55 ]

 日本相撲協会に野球賭博への関与を認める上申書を提出していた大嶽親方(元関脇貴闘力)と時津風親方(元幕内時津海)に対し、一部理事から部屋閉鎖を含めた厳しい処分を求める意見が出ていることが18日、分かった。21日の理事会で協議をするとみられる。

 ある理事は「力士の野球賭博とは全く違う。師匠自らがやっていたのなら、ただの降格では済まないかもしれない」と話し、別の理事は木瀬親方(元幕内肥後ノ海)が暴力団観戦問題に関与したとして閉鎖に追い込まれた木瀬部屋の例を持ち出し「背後関係の調査によっては、同じ処分になるのでは」と述べた。
 大嶽部屋は史上最多の優勝32回を誇る元横綱大鵬が興した大鵬部屋から引き継ぎ、時津風部屋は69連勝の元横綱双葉山が創設した。

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2010年6月18日のニュース