セルティクス 2季ぶり21回目ファイナル進出

[ 2010年5月30日 06:00 ]

 NBAプレーオフ東地区決勝で、セルティクスが地元ボストンでマジックを96―84で下して4勝2敗。2季ぶりに東地区を制し、通算21回目のファイナル進出を決めた。ポール・ピアース(32)が31得点13リバウンドをマークすれば、シーズン途中でニックスから移籍してきた1メートル72の小兵、ネイト・ロビンソン(25)が13分間で13得点を稼いで勝利に貢献。18回目の“世界王座”に向け、名門チームが階段をまた一つ駆け上がった。

 <セルティクス>3連勝から連敗して嫌なムードが漂っていたが、第6戦は完勝。ファンは「Beat・LA!」と叫び続け、2年前のファイナルで倒したレイカーズとの再戦を心待ちにしていた。昨季はガーネットがひざの故障でプレーオフを欠場し、地区準決勝でマジックに敗退。しかし、今季はピアース、R・アレンに成長著しいロンドも加えた“ビッグ4”が好調だ。「このメンバーがそろった時には一度もプレーオフで負けていない」とリバース監督。リーグ最多優勝記録の更新に向け、指揮官は確かな手応えを感じ取っていた。

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2010年5月30日のニュース