11番で優勝確信…全美貞 笑顔のラウンド

[ 2010年5月30日 17:02 ]

 【ヨネックス・レディース】スタート時点で4打のリードがあっても、全美貞は緊張していた。

 2番で1メートルのパーパットを外し、続く3、4番でもミスショット。「スイングのリズムだけに集中した」という5番で初バーディーを奪い、ようやく自分の流れに持ち込んだ。追う上原、宮里美が序盤でスコアを伸ばしていれば、展開はもっともつれていただろう。

 11番で4メートルのバーディーパットを決め「優勝を確信」したという。後半はラウンド中の随所で笑みがこぼれる圧勝で今季初勝利を飾った。

 来日6シーズン目になる韓国勢のエース。今季はここまでアン・ソンジュや朴仁妃ら“新顔”の優勝が目立ったが、「自分はスロースターター」と焦りはなかった。

 「いつか賞金女王」が夢。しかし「プレッシャーがかかる」と、目標は目の前の1試合に集中するつもりだ。

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2010年5月30日のニュース