豊響“ちょんまげの差”で涙

[ 2010年5月9日 20:11 ]

 【夏場所初日】土佐豊―豊響は土俵際の投げの打ち合いで両者が顔面から土俵に落ちる熱戦だった。

 勝負を分けたのは、力士の命でもある「ちょんまげ」。自ら物言いをつけた友綱審判長(元関脇魁輝)は「ビデオ室も豊響のまげがつくのが早かったというし、わたしもそう見えた。でも正面以外のお客さんは分からないから」と話し、「ちょんまげが…」との館内説明で観客を沸かせた。
 右の横顔に擦り傷をつくった土佐豊は懸命の勝利にうれしそう。「自分はたいした顔じゃないんで」と冗舌だった。(共同)

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2010年5月9日のニュース