伝統校対決制し…明大が7年ぶり優勝

[ 2010年4月30日 06:00 ]

<早大・明大>第2ピリオド、激しくパックを奪い合う早大・田村(右)と明大・阿部

 秩父宮杯第59回関東大学アイスホッケー選手権(スポーツニッポン新聞社後援)は29日、東京・DyDoアリーナでAグループ最終日が争われ、伝統校同士の対戦となった決勝は1―1のまま延長でも譲らず、GWS(ゲームウイニングショット)の末に明大が2―1で早大を下し、7年ぶり22回目の優勝を飾った。最優秀選手には明大DF長岡佑弥が選ばれ、スポーツニッポン新聞社から特製トロフィーが贈られた。

 <明大>各3人で争うGWSの3人目に登場した土屋が、両チームでただ1人決めて、長い戦いにピリオドを打った。藤井監督も「我慢比べになったが、みんなの気持ちが最後のGWSにつながった」とさすがにうれしそう。優勝は22回目となる伝統校ながら7年ぶり。最近は早大、東洋大の「2強」に押され気味で、早大には、昨年春と秋の関東大学、そしてインカレとすべて敗れてきた。ライバルを倒しての復活Vとなった。

 ▽最終順位 (1)明大(2)早大(3)中大(4)法大(5)慶大(6)日大(7)東洋大(8)大東大(9)日体大(10)立大(11)東海大(12)専大(13)神奈川大(14)国士舘大(15)青学大(16)駒大(17)慶大医学部(18)昭和大(19)上智大(20)筑波大

 ◇表彰選手◇
 ▽最優秀選手 長岡佑弥(明大)
 ▽最優秀新人 伊藤優人(明大)
 ▽ベスト6 GK=伊藤優人、DF=赤坂優輔、本野亮介(明大)、FW=小原卓朗、土屋輝幸(明大)、山下拓郎(早大)

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2010年4月30日のニュース