クルム伊達、ダブルスも1回戦負け…日本勢は0勝

[ 2010年1月22日 06:00 ]

女子ダブルス1回戦で敗れたクルム伊達(左)バスキ組

 全豪オープンテニス第4日は21日、オーストラリア・メルボルンパークで行われ、クルム伊達公子(39=エステティックTBC)はヤユク・バスキ(39=インドネシア)と組んだ女子ダブルス1回戦で、第10シードのサニア・ミルザ(23=インド)ビルヒニア・ルアノパスクアル(36=スペイン)組に4―6、2―6で敗れた。クルム伊達は前日の女子シングルスに続いての1回戦敗退となり、14年ぶりの4大大会勝利はお預けとなった。

 2人合わせて78歳の「アラフォーペア」クルム伊達・バスキ組は1回戦で散った。第1セットこそ接戦となったが、第2セットはダブルス元世界女王のルアノパスクアルに巧みなショットを次々と決められて惨敗。93年の全米以来の4大大会ダブルス出場となったクルム伊達は「久しぶりで緊張もあった」と残念がった。これで日本勢は0勝で今大会を終えた。昨季限りで引退した杉山愛の穴を埋めることは容易ではなさそうだ。

続きを表示

2010年1月22日のニュース