卓球女子日本決戦!福原、石川組に軍配/東アジア大会

[ 2009年12月7日 19:32 ]

女子ダブルスで優勝し、石川(左)と抱き合って喜ぶ福原

 【東アジア大会】第3日が7日、香港で行われ、卓球女子ダブルス決勝は日本勢同士の対戦となり、福原愛(ANA)石川佳純(ミキハウスJSC)組が藤井寛子、若宮三紗子組(日本生命)を4―2で下し、卓球で今大会日本初の金メダルを獲得。

 ≪五輪メダルへ夢広がる勝利≫人気と実力を備えた卓球の女子ペアが、日本勢同士の決勝を制した。初代王者に就いた福原は「思い切って攻めていけた」と満面の笑みを浮かべ、石川は「最後まであきらめずにできた」と納得の表情だった。
 前陣でスピードを生かした戦い方を得意とする。ゲーム数で先行されても、要所で強力なドライブを打ち込んで流れを引き寄せた。第6ゲームを連続得点で締めくくると、抱き合って喜びを分かち合った。
 日本女子はロンドン五輪の団体でメダル獲得を目標に掲げ、ダブルスがその鍵を握る。2人は今春、本格的にペアを組んで連係強化を図り、しっかりとその成果を示した。中国のトップが出場しない今大会は五輪への通過点だ。福原は「まだまだ挑戦者」と話した。(共同)

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2009年12月7日のニュース