ウッズ、独走態勢に 今季初のメジャー制覇へ

[ 2009年8月15日 12:14 ]

 強風の中、5バーディー、3ボギーの70をマークしたウッズは2位に4打差とリードを広げ、今季初のメジャー制覇に向けて独走態勢を整えた。

 午後、風速10メートルを超える突風が吹く中、出だしの1番ではティーショットが風に流されラフに打ち込みボギーが先行。「苦しいスタートで今日は本当に我慢が必要だった」と振り返った。6番で5メートルを沈めてバーディーを奪うと、続く7番も連続バーディーとした。
 10番では3パットのボギーとしたが、この日は全長299ヤードと距離が短く設定された14番パー4では3番ウッドで1オンに成功し、バーディーを決めた。ここから3連続バーディーの猛チャージ。16番(パー4)では5メートルのバーディーパットが最後の一転がりでカップに沈むと大きく右手を上げてガッツポーズ、大歓声に応えた。
 ウッズは米ツアーで、2日目を終えて首位に立ったことが過去38度あるが、そのうち32度で優勝。メジャーでは8回すべてで勝利を収めた。「まだ36ホールと長い戦いが残っている」と気を引き締めながらも、余裕の笑みも浮かべた。(共同)

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2009年8月15日のニュース