なんとか…遼くん、メジャー初の予選突破

[ 2009年8月15日 09:43 ]

第2ラウンド、ホールアウトし同組のアンソニー・キムと握手する石川遼

 男子ゴルフの全米プロ選手権は14日、米ミネソタ州チャスカのヘーゼルティン・ナショナルGC(7674ヤード、パー72)で第2ラウンドを行い、69位から出た17歳の石川遼が74で回って通算4オーバーの148で62位に入り、メジャー3度目の挑戦で初めて予選を通過した。石川の予選通過はメジャーでの日本人最年少。

 10番スタートの石川は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギー。後半に通算5オーバーまで落としたが、8番(パー3)でバーディーを奪い、予選通過ラインにぎりぎり滑り込んだ。
 タイガー・ウッズ(米国)が70と伸ばし、通算7アンダーの137で単独首位を堅持。2位との差を4打に広げた。
 前日17位の藤田寛之は74で通算1オーバーの26位で決勝ラウンドに進出。75の今田竜二は通算7オーバー、78の片山晋呉は通算9オーバーで予選落ちした。
 昨年覇者のパドレイグ・ハリントン(アイルランド)や全米オープン優勝のルーカス・グラバー(米国)ら5人が2位につけた。

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2009年8月15日のニュース