好発進の桃子 強い気持ちで後半挽回

[ 2009年7月10日 10:29 ]

桃子「緊張…」も日本勢トップの12位

 【全米女子オープン】3バーディー、4ボギーの72で1オーバーの12位と好発進した上田は「久しぶりに強い気持ちでプレーができた」と笑顔で振り返った。
 ここ数試合はショット、パットともに不調が続いていた。前週から江連コーチの指導で調整していたが「何をやっているか分からなくなった」と、さらにどん底に陥ったという。
 しかし開幕前日に“開き直り”を宣言。前半の12番(パー5)でボギーが先行し、16番(パー4)でも第1打を左に曲げて2オーバーまでスコアを落としたが「絶対に優勝するんだという気持ちでプレーを続けた」と強いハートだけは失わなかった。
 そのかいがあって、後半はショットが回復。さらに終盤はパットもさえ、6番(パー5)で2メートル、8番(パー4)でも3メートルを沈めてバーディーを奪った。今季コンビを組むキャディーのマクナマラ氏ともラウンド後は力強くガッツポーズし、好スコアを喜び合った。
 第2ラウンドは午前スタート。「午前中はまだグリーンが軟らかく、球も止まると思うので、いいショットを打ってチャンスをものにしたい」と上位進出に意欲を示した。(共同)

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2009年7月10日のニュース