新城、ダメージは最小限 体調不良の別府は弱気

[ 2009年7月10日 10:26 ]

 【ツール・ド・フランス】健闘を続けていた新城がアクシデントに見舞われたのは、ゴール前9キロ地点。前方の3、4人が落車した影響もあり、ぬれたカーブでスリップし、激しく地面にたたきつけられた。

 それでも自転車は無傷。新城自身も軽い擦り傷を負った程度でレースを再開した。総合152位に順位を落としたが、ダメージはさほど大きくない様子。レース後は「けがはない。大丈夫」と短い言葉を残し、チームバスに乗り込んだ。
 体調不良に苦しんだ別府は、集団内での位置取りに失敗し、序盤から大きく出遅れた。そのまま後方で苦しいレースを続け、このステージ173位。巻き返しに向けても「おなかの調子が少し悪いから、あしたもどんな走りができるか分からない」と弱気だった。(共同)

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2009年7月10日のニュース